化学物質の探し方

データベースを使う

化学物質をより詳しく調べたいとき

抄録・索引誌(原著論文や特許などの一次文献の抄録と、その索引からなる刊行物)を用いて、さらに詳しく化学物質情報を得ることができます。
現在は、オンラインで利用できるデータベースとしてサービスされています。

有料のデータベース, 抄録・索引誌

  • Chemical Abstracts(CA):ケミカル・アブストラクト
    アメリカ化学会に所属するCAS(Chemical Abstracts Service)から発行される国際的な報知的抄録誌。1907年創刊。冊子体は2009年まで発行。 CAは、抄録、索引及びその検索資料類の三部からなる。抄録は一次資料を要約した本文、索引は抄録を検索するためのもので、検索資料類は索引の見出し語を選ぶ基準と、それに必要な資料を示したものである。
    現在は下記のSciFinderなどオンラインで利用可能。
  • CAS SciFinder:サイファインダー
    「Chemical Abstracts(CA)」に収録されてきた化学文献情報を中心に、関連分野や特許情報、化学物質情報、反応情報を研究者自身が検索できるデータベース。 MEDLINEのデータも収録。
    化学構造を作図して化学物質を検索することもできる。
  • 日本化学総覧・科学技術文献速報
    日本化学研究会(真島利行主幹)によって1927年に創刊され、1877年(明治10年)に溯って抄録され日本の古い文献はほとんど全て採録されており、1963年以前の日本の科学文献調査に欠かせない。その後、科学技術文献速報 化学・化学工業編 国内編(日本科学技術情報センター)として継承され、さらにその後、Bunsoku. 化学・化学工業編 国内編(ジー・サーチ)として継承された。

無料のデータベース

Web上で無料公開されているデータベースの一部を紹介

  • J-GLOBAL(国立研究開発法人 科学技術振興機構)
    科学技術情報をつなぎ、発想を支援するサービス。研究者、文献、特許、研究課題、機関、化学技術用語、化学物質(日化辞Web相当の機能が利用可能)、遺伝子、資料、研究資源などが収録されている。
  • CAS Common Chemistry
    日常で広く使われている約500,000の化学物質について、名称やCAS登録番号、分子式、構造式、配列が収録されている、CAS提供のデータベース。
    化合物名、SMILES、化学物質名、InChI、またはCAS Registry Numberから検索可能。
  • PubChem
    NIH(米国国立衛生研究所)作成する化学物質に関するデータベース。Compound, Substance, BioAssayの3つのデータベースからなり、化合物、物性データ、構造式など検索できる。検索結果から雑誌論文などへのリンクがはられている。